高剛性減速機 製品コラム
関係者に聞いてみた!
知って得する
UXiMOインタビュー
このコーナーでは、高剛性減速機「UXiMO」の関係者が、製品の魅力などについてお答えさせていただきます。
16回目の今回のテーマは2024年7月4日から6日まで愛知県で開催した「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2024」の紹介と、展示会でお披露目した【高剛性減速機】中実タイプを組み込んだ「デモ機」をご紹介します。
RIN
カピちゃん
展示会出展レポート
「2024年7月4日から6日まで開催した愛知県で開催した「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2024」、当社ブースにも多数のお客様にお越しいただき、盛況のうちに終了いたしました。
ご来場いただいたすべてのお客様に厚く御礼申し上げます。
当コラムに登場するメンバーも当日アテンドとして参加しておりました。
気付かれた方はいらっしゃいましたか?
茶ねこさんがブースの写真を撮ってくれていたので、皆さんに紹介させていただきます。」
「了解です!ニッセイのブースはこんな感じでした。
高剛性減速機UXiMOをモチーフにしたアーチ型造形、とってもおしゃれですよね!
今回の展示のポイントとしては、まず1つ目にもちろん高剛性減速機UXiMO!
4月に発表した「中実タイプ(DGS)を中心に、大口径中空タイプ(DGH)、扁平・軽量タイプ(DGF)」も紹介しました。
さらに、参考出展として高剛性減速機UXiMO「ギアヘッドタイプ」も展示しましたよ。
サーボモータとの連結が簡単に出来る「ギアヘッドタイプ」!発売が待ち遠しいニャ!
時期が来ましたら改めて詳しくご紹介しますので、楽しみにしていてください!!
「茶ねこさん、写真ありがとうございました!
ブースで一番目を引いたのは、やはり「デモ機」ですね。
会場でお披露目した【高剛性減速機】中実タイプ(DGS)を組み込んだ「デモ機」を、前回のコラム 第15回「高剛性減速機 中実タイプの特長」で紹介したカピちゃんにご説明いただきます。
カピちゃん、カモーン♪♪」
中実タイプDGSで実現する動き
「中実タイプ(DGS)を組み込んだデモ機について、詳しく解説してもらいましょう。
カピちゃん、よろしくお願いします!」
「はい!
こちらのデモ機は、マシニングセンタなどで使用されるトラニオンテーブルをイメージしています。
今回のデモ機には、トルク容量の高さが特長の中実タイプ(DGS)2台(枠番030-減速比1/29と枠番030-減速比1/49)が組み込まれています。
前回、「シャキシャキ!キレキレに!動いても、ピッタリ位置決めしたい!」とナーリンが擬音語で表現していましたが、そのイメージを具現化したデモ機となっています。」
「私も動画を見ましたが、シュッシュッと動くスピード感がありますね!
このデモ機では代表的な「ギア連結」と「タイミングベルト連結」で2つの異なる駆動方式を表現されていますね。」
「そうなんです。後ほど個別に紹介しますが、デモ機ではベーステーブルの傾斜角運転とターンテーブルの回転の2軸同時制御を行います。
ベーステーブルは「ギア連結」、ターンテーブルは「タイミングベルト連結」です。
まずはベーステーブルの動きを説明しますね。サーボモータ+DGS(枠番030、減速比1/49)の組み合わせで、減速機の入力側はギア連結されており、モータの力を直交して伝達することが可能なことを表現しています。」
「モータとの連結は「ギア(歯車)」なんですね。
動画で見ると、モータ・中実タイプ(DGS)の動きが分かりやすいですね。」
「ギア連結にすることで、減速機に対してモータの向きが変えられるので、設計の自由度が向上しますよ。 また、DGS出力部の軸受は高負荷に耐えることが可能なため、重量物であるターンテーブルユニットを中実タイプ(DGS)に直接取付けることが可能なんです。」
「コンパクトな減速機だけど、重量物であるターンテーブルユニットがキビキビ動いてるのが分かりますね。」
高精度位置決めと高速動作
「続きまして、タイミングベルト連結による「ターンテーブルの回転」について、教えてもらえますか?」
「ターンテーブルの駆動では、モータとタイミングベルト連結でDGS(枠番030、減速比1/29)が使われています。
駆動源であるモータ取付位置を離して、減速機を運転させることも可能なんです。」
「あれ! コラムのキャラが動いていますね。」
「動きが分かりやすいようにシールを貼っていますよ。(私もシールになりたかったな・・・涙)
今回のデモ機では2台の中実タイプ(DGS)を使用して2軸同時制御において、高い位置決め精度で高速動作が可能なことを表現しました。」
「カピちゃん、分かりやすい説明ありがとうございます。
私もデモ機の動画を見て、しっかりと勉強します。
デモ機のフルバージョン映像をYouTubeで見る
(動画ライブラリにも掲載しています)
最後に少し宣伝。
生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン「robot digest」(ロボットダイジェスト)に、高剛性減速機が紹介されました。記事ではカピちゃん登場!?
ロボットダイジェスト記事を読む
また、今回の「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2024」では、高剛性減速機の特長や用途事例の紹介などのプレゼンをしました。
「プレゼンターがなぜ野球のユニフォーム姿なの?」って気になることは沢山ありますが、
コラムのスペースが残り少なくなってきたので、続きは、次回にてお伝えします。
お楽しみに!バイバーイ。」