株式会社ニッセイ(以下、ニッセイ)は、ブラザーグループの一員として、モノ創りを通して優れた価値を創造し、世界中のお客様に製品やサービスを提供できる真のグローバル企業になるため、全ての従業員が挑戦を続けています。
その活動の基盤となる「経営理念」、「3つの満足追及のための行動基準」と「良き企業市民であるための行動基準」が定められた「ニッセイ企業憲章」に示されているように、従業員が長期にわたり才能とスキルを発揮するためには、一人ひとりの健康管理が重要であると考えています。
2017年8月、ニッセイはブラザーグループ健康経営理念(以下、健康経営理念)に準拠し、「健康経営宣言」を掲げました。
今後は新たに設置した最高健康責任者(CHO:Chief Health Officer)のもと、健康経営宣言に基づき、さまざまな活動に戦略的に取り組んでいきます。
株式会社 ニッセイ
代表取締役社長
最高健康責任者
長谷川 友之
ブラザー工業株式会社
代表取締役社長
最高健康責任者
佐々木 一郎
健康経営推進体制を構築し、PDCAサイクルを回して、今まで以上に効果的・効率的な従業員の健康の保持・増進活動を展開していきます。
健康経営事務局とブラザー健康保険組合の保健推進センターおよびブラザー記念病院と連携し、イベントの開催など健康の保持・増進のための活動を推進していきます。
ニッセイは、ブラザー健康保険組合の保健推進センター、産業医、ブラザー記念病院と連携し、従業員の健康管理やメンタルヘルス対策、健康づくりに力を入れ心身の健康の保持・増進に取り組んでいます。
ニッセイは、2008年から従業員に対する継続的なメンタルヘルス教育を行っています。自らストレスに気づき適切な対処ができること(一次予防)、不調者の早期発見・早期対応ができること(二次予防)を目指しています。
又、2014年度の労働安全衛生法の改正に伴い「ストレスチェック」を導入し、ストレスへの気づきを強化しています。病気を発症した後も自分らしく働き続けることができるよう、復職支援(三次予防)にも各職場と協力し取り組んでいます。
2018年度は新たな取り組みとして、弊社産業医より経営層向けにストレスチェックの集団分析結果説明会を行いました。ニッセイは従業員の健康管理について経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいます。
メンタル講習
ニッセイは、毎年10月~11月の「ブラザー健康生活月間」に参加し、健康保険組合・健康経営事務局と協力しさまざまな取り組みを行っています。
健康生活月間の案内 健康セミナー(特定保健指導)
また、メタボリックシンドローム・疾病予防の支援や禁煙サポート・受動喫煙防止のための活動を継続して行っています。新たな取り組みとして、若年層へのメタボ予防活動としてRIZAPの講師を月1回3カ月にわたり招き、食事のとり方、トレーニング方法を学び、体質改善に取り組みました。
従業員の受動喫煙を防止するために2016年度から屋外の喫煙所を設け、ニッセイのすべての建物内を禁煙にしました。喫煙者への禁煙サポートとして、肺CTの受診勧奨を促しました。
禁煙講習会 屋外の喫煙所(受動喫煙対策)
2017年度 | 2018年度 | |
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特定健診受診率 | 100 | 100 |
メタボリックシンドローム該当者率 | 26.8 | 27.2 |
がん検診(総合健診)受診率 | 90.9 | 92.2 |
喫煙率 | 36.5 | 34.6 |
高ストレス者率 | 15.3 | 15.7 |
ニッセイは、これからも従業員の心身の健康の保持・増進のための取り組みを推進していきます。
2019年2月21日に、経済産業省が選出する「健康経営優良法人」~ホワイト500~(大規模法人部門)に認定をされました。
【健康経営優良法人認定制度】
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目的としています。
(出典:経済産業省HP)
www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.html