よくあるご質問

高剛性減速機DGFタイプについて
よくあるお問合わせ

高剛性減速機についてよくあるご質問のページです。 製品に関するご質問にQ&A形式でお答えしています。

設置について

高剛性減速機の据え付け方法を教えてください。
高剛性減速機の据え付け方法につきましては、取扱説明書に記載しております。
『据え付け』をご参照ください。

製品仕様について

使用しているグリースの種類を教えてください。
ちょう度がNLGI-0号相当で、極圧添加剤入りのリチウム系グリースを使用しています。
「ちょう度」とは、グリースの硬さをあらわす基本物性値です。 ※「NLGI」とは、National Lubricating Grease Institute(アメリカ潤滑グリース協会)の略称です。
減速機内部に封入されているグリースの漏れ防止としてシール等で密封する必要はありますか。
大口径中空タイプ(DGH)は、密封構造の減速機であるため、シール等を設置してくいただく必要はありません。

扁平・軽量タイプ(DGF)は、密封構造の減速機ではありません。
以下2点により、お客様にてグリース漏れを防止してください。
①入力軸のオイルシールは装着しておりませんので、必要に応じて装置側でグリース漏れを     防止するオイルシールを取り付けてください。
 ※装置側で空間容積の70~80%に当社専用グリース(別売)を封入してください。
②減速機取付部には製品付属のO-リング(2種類)を装着してください。
市販のグリースを潤滑剤に使用することは可能ですか?
当社専用グリース以外を使用および規定量外のグリースを封入した場合、性能の低下、早期破損の原因となるおそれがあります。
補充するグリースはどのように入手したらよいですか?
購入につきましては、当社各営業所までお問い合わせください。軽量・コンパクトタイプ専用のグリース(35g)をご用意しております。
カタログに記載されていない減速比の製作は可能ですか?
カタログに記載されていない減速比の製作につきましては、当社各営業所までお問い合わせください。
高剛性減速機の寿命はどれぐらいですか?
定格トルク、定格回転数の条件下において、10,000時間(10%の破損確率)を目安に設計しております。
但し、使用環境・条件によって異なりますので、詳細は当社各営業所までお問い合わせください。
角度伝達誤差について教えてください。
角度伝達誤差とは、任意の回転角を入力に与えた時の、理論上出力軸の回転する角度と実際に出力軸が回転した角度の差です。
(単位:arc min)
ねじれ剛性について教えてください。
入力軸を固定し、出力軸にトルクを加えると、出力軸ではトルクに比例したねじれが発生します。
ねじれ剛性(ばね定数)は、定格トルクの50~100%の間のトルクに対するねじれ角を表します。(単位:Nm/arc min)
ヒステリシスロスについて教えてください。
入力軸を固定し、出力軸にトルクを加えると、出力軸はトルクに比例したねじれが発生します。
トルクを定格まで加えたあと「ゼロ」に戻した場合、内部摩擦の影響などにより、ねじれは完全に「ゼロ」にならないでわずかに残ります。
(ヒステリシス曲線のトルクゼロにおけるねじれ角(arc min))
この戻り誤差量をヒステリシスロスと呼びます。

CADデータについて

CADデータはダウンロードできますか。
2D CADデータ (PDF/DXF形式)と3D CADデータ (STEP形式)をご用意しております。ダウンロードはこちら
上記以外の形式をご要望の場合は、当社各営業所までお問い合わせください。

故障・保守・点検について

グリースは補給や交換が必要ですか。
全機種グリース潤滑を採用しており、グリースの交換補給は不要です。 減速機は10,000時間を目安に設計しております。

製品の保証について

製品の保証期間と保証範囲はどのようになっていますか?

製品の保証期間と保証範囲は以下の通りとなります。

1.保証期間:工場出荷日から18ヶ月または使用開始後12ヶ月間のいずれか短い方といたします。

2.保証範囲:
(1)保証範囲は当社製作範囲に限定いたします。
(2)保証期間中、本取扱説明書に記載の正常な据え付け・連結及び取り扱い
(点検・保守)のもとでの運転条件下にて、納入品の機能が発揮できない障害が生じた場合は、無償にて修理いたします。ただし、お客様の装置から当社製品を交換又は修理のための取り外し・取り付けのための費用、修理のために輸送等に要する費用、間接的な損害については、当社はその補償を負いかねます。

3.保証の免責:
(1)お客様における解体や改造による損耗に対する修理、部品取り替えまたは代替品納入の場合。
(2)当社カタログ/取扱説明書記載の定格データまたは、相互に合意した仕様を外れる条件下にて運転された場合。
(3)お客様の装置との動力伝達部に不具合(カップリングの芯出し等)がある場合。
(4)天変地異(例:地震、落雷、火災、水害等)または人為的な誤動作など、不可抗力が障害の原因となった場合。
(5)お客様の装置の不具合が原因である障害により二次的に故障にいたった場合。
(6)お客様より支給された、または指定の部品、駆動ユニット(例:電動機、サーボモータ、油圧ユニット等)が原因で障害が発生した場合。
(7)納入物の保管、保守保全管理が適切に行われず、取り扱いが正しく実施されなかった場合。
(保管についての説明は『保管』をご参照ください。)
(8)上記以外の当社の製造責任に帰することの出来ない事項による障害。

お問い合わせ先

北海道・東北・関東甲信越地区のお客様

東京営業所
〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町1-8
日本橋大伝馬町プラザビル2F
TEL : 03-5695-5411(代表)
FAX : 03-5695-5418
E-mail : tokyo@nissei-gtr.co.jp

近畿・中国・四国地区のお客様

大阪営業所
〒541-0052 大阪府大阪市中央区安土町2-3-13
大阪国際ビルディング6F
TEL : 06-6210-1157(代表)
FAX : 06-6210-2507
E-mail : osaka@nissei-gtr.co.jp

九州・沖縄地区のお客様

九州出張所
〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅南1-3-1
日本生命博多南ビル7F
TEL : 092-409-7385
FAX : 06-6210-2507

東海・北陸地区のお客様

中部営業所
〒444-1297 愛知県安城市和泉町井ノ上1-1
TEL : 0566-92-7410(代表)
FAX : 0566-92-7418
E-mail : honbu@nissei-gtr.co.jp
RC営業課
TEL : 0566-91-3766(代表)
FAX : 0566-92-7418
E-mail : rc@nissei-gtr.co.jp

海外向けのお問い合わせ

海外営業課
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FAX : 0566-92-7002
E-mail : oversea@nissei-gtr.co.jp

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