現在は減速機の開発業務に携わっています。なかでも、主にコストダウンに向けた現行品のリニューアルを行っています。ニッセイのメインの製品の構造をがらりと変えるということに取り組んでいて、性能を落とさずにいかにコストを下げることができるのか、何が最善なのかを毎日試行錯誤しています。仕事の内訳としては、半分が実験をしていて、残りの半分は図面の作成や実験の計画作成、準備をしています。
ポイントは内製化率が高いことです。就活をしていた時、「開発をやりたい!」という思いが自分の中にありました。社内で製造しているものが多ければ多いほど開発の出番も多くなります。なので、内製化率の高いニッセイは自分が開発に関われるチャンスも多いと思い入社を決めました。実際に私は入社後、開発に携わることができています。
入社して5年目ですが、毎日新しい発見があるということですね。誰しも「知りたい」という欲求があると思いますが、そういう探究心が毎日満たされる仕事に就くことができたなと思います。例を言うなら、実験をして予想とは違う結果が出たときですね。事前の想定と違う結果が出たことで苦しむこともありますが、新たな発見があるのはやりがいがあります。
自分が担当する製品の組立工程について生産技術部門と合同で検討したことです。理想の数値を出すために、当初想定していた方法から大幅に変更することになりました。生産技術と毎日現場で試行錯誤をして、新しい方法を採用して自動化することができました。理想的な工程が実現できて、心血を注いだ製品が世の中のお客様に使用して頂いていて、やりがいを感じています。
部署の中で私は一番後輩で、周りは先輩ばかりです。先輩方は質問すると教えてくれるので、仕事しやすい環境です。特にベテランの先輩からは毎日知識やスキルなどを勉強させていただいています。私の部署は距離の近いコミュニケーションが取れるような環境ですね。
理工学教育部
機械知能システム工学科
昼食。