ニッセイギアモータ「GTR」は、皆様のご支援により、生産・販売開始から50年を迎えました。
心より感謝申し上げます。
感謝の気持ちを伝えるために、「記念サイト」と
「映像」をご用意いたしました。ぜひご覧ください。




GTR50周年記念コラム



RINちゃん
顔出しNGの製品ハンター。
高剛性減速機「UXiMO」の
アンバサダー。

茶ねこさん
高剛性減速機「UXiMO」コラムに
登場する「アクシもん」博士のペット。GTR50周年にあわせて社内外を調査した。

いつもは高剛性減速機の紹介をしている「UXiMO」アンバサダーのRINです。
今回は、ニッセイギアモータ「GTR」生産・販売開始50周年を記念する特設サイトと記念映像の紹介をさせていただきます。
RINちゃん、よろしくお願いいたします。
特設サイトと記念映像の作成にあたり、関係者やユーザーの皆様から多くの声をいただきました。コンテンツでは紹介しきれなかった一部を、ここでご紹介します。


GTRが誕生した1974年とは、私が生まれるずっと前になりますが、どのような時代だったのでしょうか?
吾輩もその時代には誕生していないんだニャ。
先輩たちに聞くところによると、1974年は石油危機などで生活が大変だったようで、スーパーマーケットからトイレットペーパーが無くなったという話は、ご家族から聞いたり、歴史の授業で習ったことではないかニャ?
あと、国内では「コンビニエンスストアのセブンイレブン1号店」が開店し、映画では「ゴジラ対メカゴジラ」が公開され、スプーン曲げの「ユリ・ゲラー」が来日するなど、様々な出来事があったニャ。


茶ねこさんの情報は少し偏っていませんか?ユリ・ゲラーといえば、昔遊んだポケットモンスターにも似た名前のモンスターがいたような気がします。
それにしても、「GTR」が50年も続いているのは、本当にお客様に愛されている証ですね。
GTRブランドの歴史や工場の歴史は、特設サイトと記念映像で詳しく紹介していますが、そこで紹介しきれなかった内容を紹介するニャ。


1979年:GTR製品発売から5年後
安城工場(愛知県安城市和泉町、現在の本社工場)

GTRの看板は目立ちますね。
お客様からも「国道23号線から看板が見える会社ですね」とお声をかけていただけます。

そうだニャ。この看板は1984年ごろ設置したようで、ニッセイ(当時日精工業株式会社) の名証2部上場記念としてよく見える場所に設置したみたいだニャ
そして、1985年にはギアモータ専門工場として安城南工場が新設されました。


GTR発売当時は、本社工場のすみっこを間借りしながら生産していたのが発売後、11年で専用工場が出来るなんて、採用いただいたお客様に感謝申し上げます。


製品の歴史についても教えてください。
これが、1974年GTR発売当時のパンフレットだニャ。
「使いやすさでお選び下さい」をキーワードに新しい技術を提案してきました。発売当時のGTR製品の特長としては、ケースにアルミダイカストを採用し、大幅な軽量化を提案しています。



そして、ニッセイの名前を大きく広めることができたのが、ハイポイドギアモートルです。
日本で初めてギアモータにハイポイドギアを採用したこの製品は、小型軽量とギアの高効率を提案しており、今もニッセイの象徴としてお客様に覚えていただいております。


「使いやすさでお選びください」は、現在のニッセイにも残る言葉ですね。
GTRといえばデザインも見逃せない点ですね。
RINちゃん、良く勉強してるニャ。デザインの良さといえば、この中空軸・中実軸ギアモータ「Fシリーズ」を取り上げなければいけないニャ。
1991年に発売されたこの「Fシリーズ」は、ギアヘッドケース部分のくびれや、「GTR」と描かれた保護カバーなど、デザインにこだわった製品でした。この中空軸・中実軸ギアモータは、製品の外側に取付けれることが多いため、見た目も重視した開発が行われました。



性能はもちろんのこと、デザインまでこだわったこの製品の開発には、開発者の熱い想いが伝わってきますね。
このチャレンジ精神は、今も脈々と受け継がれていますね。
DC電源で駆動できる「バッテリー電源ギアモータ」、「サーボ用精密減速機」、 モータの高効率を実現した「IPMギアモータ」など、社員の挑戦がGTRブランドを育ててきました。


そして、ここまでGTRを成長させてくださったお客様には本当に感謝ですね。
今回のGTR50周年記念動画では、ご利用いただいているユーザー様にもインタビューをさせていただきました。ユーザー様からのお言葉、開発者の想い、トップインタビュー等盛りだくさんの動画になっていますので、是非、ご視聴ください。


GTRブランドはこの50年間、多くのお客様に支えられてきました。
この支えを力に変えて、次の100年も社員一同、弛まぬ努力を続けてまいります。
よろしくお願いいたします。