世の中の機械・設備(産業用ロボット・工作機械等)に組み込まれる「歯車」。
社会の見えないところで活躍する歯車も、完成するまで様々な加工工程があります。
このコーナーでは、当社が見せることが出来る範囲で歯車の加工を紹介します。
「歯車加工の世界」音楽とともにお楽しみください。
ハイポイドギアは傘歯車の一種で、スパイラルベベルギアに対して、
ピニオン軸がギア軸の中心に対してある量オフセットしたものです。
歯の噛合いは、スパイラルベベルギアの転がり作用に、歯スジ方向のすべりが加わります。
歯切り工程では、歯車の「歯」を成形します。形を整えた素材を傘歯切盤にセットし、
一歯ずつ歯(の溝)を削っていきます。
公開日:2020.8.17
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動画はYouTubeを利用しています。
ギアシェーパーは、内歯車や歯車近傍に干渉物があり、ホブ加工できない場合等に使用します。
歯切りの工程では、形を整えた素材をギアシェーパーにセットし、
刃物の往復運動で切削して歯を成形します。
公開日:2020.6.2
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ヘリカルギアは、歯スジがねじれている為、噛合い率が向上し、スパーギアより滑らかに静かに回転します。
特に面圧強度については、スパーギアより大幅にアップします。スパーギアの採用事例は、
減速機、電動工具等多岐にわたります。歯切りの工程では、形を整えた素材をロボットがホブ盤にセットし、
ホブ(カッター)で歯の溝を削っていきます。こちらの加工機は歯切りと同時にバリ取りを行っています。
公開日:2020.6.2
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スパイラルベベルギアはストレートベベルギアに比べて、噛み合い率の向上から
回転がスムーズになり、騒音、振動において優れた性能を持っています。
スパイラルベベルギアの採用事例は、ロボット、工作機械、電動工具等多岐にわたります。
歯切り工程では、歯車の「歯」を成形します。形を整えた素材を傘歯切盤にセットし、
一歯ずつ歯(の溝)を削っていきます。
公開日:2020.4.10
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研削とは、砥石により加工物の表面を除去する加工です。
切削加工よりも高精度(寸法、幾何公差)で滑らかな面を得ることができます。
この工程では、熱処理後の仕上加工を行い、寸法や幾何公差をμm単位で仕上げます。
まずは外径研削。外径を砥石で削っていきます。研削完了後、測定。
次は内径研削。内径を砥石で削っていきます。研削完了後、測定。
製品によっては側面研削をするものもあります。
公開日:2020.2.17
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転造とは、素材に強い力を加えて形成する金属加工(塑性加工)です。
回転するふたつのダイスに成形したい素材を挟んで、
要はダイスの形を素材にうつす加工となります。
転造が完了した歯車は、ロボットアームが運んでいきます。
公開日:2020.2.17
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デバリング(バリ取り)とは、歯車の切削加工時に発生する
不要な突起物(バリ)を除去する工程です。
この作業により、手扱い時の安全性と歯車の精度の向上を得ることができます。
デバリング機が砥石を回転させ、火花を発しながら、バリを除去します。
歯車が一周まわったら完了です。
公開日:2020.2.17
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この工程では、シャフト先端の歯車の「歯」を成形します。
形を整えた素材をロボットがホブ盤にセットし、
ホブ(カッター)で歯の溝を削っていきます。
ホースから流れる液体は切削油です。
加工点の潤滑と、発生する熱を抑える効果があります。
完成品はロボットが運んでいきます。
公開日:2020.2.17
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スパイラルベベルギアはストレートベベルギアに比べて、噛み合い率の向上から
回転がスムーズになり、騒音、振動において優れた性能を持っています。
スパイラルベベルギアの採用事例は、ロボット、工作機械、電動工具等多岐にわたります。
歯切り工程では、歯車の「歯」を成形します。形を整えた素材を傘歯切盤にセットし、
一歯ずつ歯(の溝)を削っていきます。
公開日:2020.1.21
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ストレートベベルギアは直交傘歯車の中では、一番多く使用されています。
歯車に働く荷重の方向が一定なので、軸受けの構造を簡単にすることができます。
歯切り工程では、歯車の「歯」を成形します。形を整えた素材を傘歯切盤にセットし、
二枚一組のコニフレックスカッタにて、一歯ずつ歯(の溝)を削っていきます。
公開日:2020.1.21
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