高剛性減速機 製品コラム

「アクシもんこんにちは！
あれ？アクシもんじゃなくて、帽子をかぶった茶ねこさんだ。何してるの？」

「情報ありがとうございます。アクシもんいつも忙しそうですね～！じゃあ代わりに茶ねこさんに色々聞いていきますね。
まずは「モータの取付例」について教えてください。」

「コラム第二回「使い方、用途事例について」でも紹介していますが、モータの取付例としては「タイミングベルト連結」「ギア連結」を想定しています。
ギア連結の場合は、長年培った歯車技術を活かして「特注対応で入力ギアとのセット販売もできます」とアクシもんが言っていたぞ。」

「第四回「高剛性減速機＋連結歯車のセット」でまっちゃんも話してた内容ですね。
続いては「減速機の取付方法」について教えてください。」

「まず、取付方法の説明の前に、高剛性減速機(大口径中空タイプ)の「入力側・主力側」はどちらか分かるかな？それぞれこちらですよ～。

それでは！本題の取付方法について、「テーブルでの使用」イメージで説明しますね。「入力側」で取り付ける場合(例①)、「出力側」で取り付ける場合(例②)、それぞれ点線で囲まれたところが、取付のイメージになります。」

「仕様用途で取付方法も変わるので、もっと知りたい！とかこんな時はどうしたらいい？とか気になることがあればセールスエンジニアの「ナーリン」に問合せしてくれニャ！」

「イメージで見ると分かりやすいですね～。」

「減速機を固定する場合のイメージはこんな感じ。
まず、位置決めの際のインロー使用部は、入力側で固定する場合、出力側で固定する場合でそれぞれ図の箇所になります。

次に、取り付けの際は図のとおり入力側又は出力側でねじ締結してくださいね。（イメージの赤枠の個所）」

「茶ねこさん実はこんなに詳しかったんですね～！」

「こちらのイメージについても教えてくださーい。」

「こちらは「減速機の入出力部の締結方法」ですね。
まず出力部の位置決めです。高剛性減速機(大口径中空タイプ)は「クロスローラベアリング」が内蔵されているため、取り付けの際にはクロスローラベアリングの外輪が回転部のテーブルに接触しないように隙間を空けてくださいね。またインローとしてクロスローラベアリングの内輪を使用しますが、その際に入力軸（高速回転部）に接触しないように気を付けてくださいね。」

「なんかいつもの茶ねこさんと雰囲気が違いますね～。あ！前回寝ちゃってて出番がなかったから張り切ってるんですね・・・」

「次に入力部位置決めは図の青で示した部分をインローとしてご使用ください。プーリとの締結は図を参考にしてくださいね。
（なかなかアクシもん来ないなー。アルバイト代はマタタビ！）」

「遅くなりましたー。茶ねこさんありがとうね。」

「バイト代はマタタビが欲しいニャ～。新しい高剛性減速機の開発で遅れたの？」

「ちゃんと回答してくれたみたいだからマタタビあげるね。新しい高剛性減速機についてはナ・イ・ショ♪」

「新しい減速機の話もそろそろ聞きたいですね。お待ちしてますよ～！では、最後の質問はアクシもんにお願いします。
「中空使用時の注意点」について教えてください。」

「中空にケーブルなどを通すときには、パイプ等を使用して入力軸(高速回転部)に接触しないようにしてくださいね。
また、そのパイプが入力軸（高速回転部）に接触しないように、減速機の間に確実に隙間が確保できるように固定してください。

（出番があって良かった～でもほとんど茶ねこさんにいいとこ持っていかれたな・・・。あっ！よく見たら茶ねこさんが俺の帽子をかぶっている！）」

「アクシもん・茶ねこさんありがとうございました。

次回「お問い合わせ・質問スペシャル」を予定しております。
お楽しみに！　バイバーイ。」