出力軸と相手機械との連結については、下記をご確認ください。
相手機械との連結
ギアモータを負荷と連結する場合、芯出し、ベルト張り、プーリの平行度等にご注意ください。 直結の場合は、直結精度にご注意ください。ベルト張りの場合は、ベルト張力を正しく調整してください。
また運転前には、プーリ、カップリングの締付けボルトは、確実に締付けてください。
破片飛散による、けが、装置破損のおそれがあります。
回転部分に触れないようカバー等を設けてください。けがのおそれがあります。
減速機軸に取り付ける連結器(カップリング・スプロケット・プーリ・ギア等)の組付けは、指定のキー材を必ず使用し、H7級程度のはめあいで行ってください。
直結の場合
相手機械の軸芯と減速機の軸芯とが、一直線になるようにしてください
■ギアカップリングの例
- 変位量δ、θについて極力小さくおさえてください。
- δ、θはカップリングの種類により異なりますのでカップリングメーカーの許容値以内としてください。
(参考:チェーンカップリングの場合δ=ローラチェーンピッチの2%、θ=1°以内)
チェーン・Vベルト・ギア等の連結の場合
- 相手機械の軸芯と減速機の軸芯は、平行にしてください。
- チェーン・Vベルトの張りとギアのかみ合いは、軸芯と直角にしてください。
- Vベルトの張り具合:張りすぎは軸受損傷の原因になります。
チェーンの張り具合 :張りすぎは軸受損傷の原因になります。緩みが大きいと始動時に大きな衝撃力が発生し、減速機や相手機械に悪影響を与えますので、正しく調整してください。
■適切な使用方法
- 運転前にVベルト・チェーンの張り具合、プーリ・スプロケットの位置が適切であるかどうか確認してください。
■よくない使用例
- チェーンのゆるみすぎ
- スプロケットの向きが逆で荷重点が軸の先端にきている
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