歯車事業部の技術部門の仕事は新しい歯車の開発をするほか、加工設備・工具の開発を行い、ニッセイの製品開発力や生産技術力を高め、利益を得ることです。
その中で私の役割は、歯車の設計を行い、試作品を製作し、実験で耐久性などの性能を試すことです。現場に出向き自分で試作品を作ることもあります。そうして開発した新製品を現場で製造できるようにします。
今までなかった技術の開発に携わることで、自分の考え、行動を新技術に反映させることができるのが一番の魅力です。
私はもとから開発業務に携わりたかったので、就職活動の際もその軸はぶれることなく、少しでも開発業務に関わることができそうな企業を探していました。
そんな時に説明会でニッセイが安定企業で中長期的に開発に力をいれているという話を聞き、開発に携われる可能性が高いと考えました。
また、取り扱っている製品についても設計開発、生産技術、営業まで一貫体制で内製化率も9割と高く、1つの製品に深く関わることができるため自由なモノづくりができると確信しました。
今まで加工できなかった特殊な形状の製品を加工できるようにするという開発テーマに携わりました。加工するためには設備の改造や加工設備を動かすプログラムを作成する必要があったのですが、入社したばかりだったので、プログラミングがよくわかっていませんでした。しかし、先輩社員の方にアドバイスを貰ったり、他部署の先輩から教えてもらったりしながら勉強し、必要な設備を改造するための知識や情報を集め、なんとか開発を成功させることができました。時間を要した開発テーマでしたが、社内になかった技術を開発し、ニッセイの可能性を広げることができたことで強い達成感を得ることができました。