結線 | 選択ポイント | インバータ | 昇降運転 | 省配線 | 制動遅れ時間 |
(1)交流切り(B) | 最も簡単な方法で、配線は電源ラインの接続だけで運転可能。 配線の数が少なくてすみます。 | ×(使用不可) | ×(使用不可) | ◎ | △ |
---|---|---|---|---|---|
(2)直流切り | ブレーキ制動遅れ時間が最短のため急制動を要する用途、主に昇降運転に最適です。 | ○(使用可) | ◎(最適) | △ | ◎ |
(3)交流切り(A) | モータとブレーキが別回路可能なため、インバータ駆動に最適です。 | ◎(最適) | ○(使用可) | ○ | ○ |
注.ブレーキ制動遅れ時間とは、スイッチをOFFしてから制動開始までの時間のことで、制動時間とは異なります。
結線方法によるブレーキ制動遅れ時間については、デジタルカタログP.537[表-1]をご参照ください。
制動時間が必要な場合は、デジタルカタログP.498の算出資料をご参照ください。
結線 | 三相15W~90W | 単相15W~90W |
(1)交流切り(B) | ![]() | ![]() |
---|---|---|
(2)直流切り | ![]() | ![]() |
(3)交流切り(A) | ![]() | ![]() |
SW:正逆転切替スイッチ C:コンデンサ MC:電磁接触器 –N–:保護素子(オプション)
結線 | 三相15W~90W | 単相15W~90W |
(1)交流切り(B) | ![]() | ![]() |
---|---|---|
(2)直流切り | ![]() | ![]() |
(3)交流切り(A) | ![]() | ![]() |
SW:正逆転切替スイッチ C:コンデンサ MC:電磁接触器 –N–:保護素子(オプション)
結線 | 三相 | ||
交流切り(B) | 標準電圧/倍電圧 | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|
直流切り | 標準電圧/倍電圧 | ![]() | ![]() |
交流切り(A) 特注仕様 | 標準電圧 | ![]() | ![]() |
倍電圧 | ![]() | ![]() | |
整流器別置 特注仕様 | 標準電圧 | ![]() | ![]() |
倍電圧 | ![]() | ![]() |
–N–:保護素子(オプション)
結線 | 単相 | ||
交流切り(B) | 標準電圧/倍電圧 | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|
直流切り | 標準電圧/倍電圧 | ![]() | ![]() |
交流切り(A) | 標準電圧/倍電圧 | ![]() | ![]() |
SW:正逆転切替スイッチ C:コンデンサ MC:電磁接触器 –N–:保護素子(オプション)
注1.上下運動(昇降用)で使用される場合は直流切りを採用してください。
注2.直流切り結線の場合、接点間に保護素子(オプション)を接続してください。保護素子(オプション)はデジタルカタログP.557をご参照ください。
注3.直流切り結線を採用された場合、誘導負荷(直流コイル)を遮断するためDC110V、接点定格DC13級における接点容量の接触器をご使用ください。 詳細はお問い合わせください。
※接点定格DC13級は、コイル負荷に適用する場合のJISC8201-5-1(低圧開閉装置および制御装置)の種別です。
注4.整流器にはダイオードが組み込んでありますので結線間違いなどによりショートさせますと、使用不可能となりますので、ご注意ください。
注5.三相倍電圧および220Vを超える特殊電圧の結線方法は、モータより200V端子(赤色リード線)が別に取り出してありますので、この200V端子と整流器のリード線 (白・黄/AC端子)を接続してください。
但し、インバータを使用される場合、モータから出ている200V端子は使用できません。
また、インバータを使用される場合の結線および注意事項はデジタルカタログP.559をご参照ください。