オーバーハングロード(O.H.L.)とは、軸に作用する懸垂荷重(軸を曲げようとする力)の事です。
減速機と相手機械との連結においてチェーン・ベルト・ギア等を使用すれば、必ずこの力が発生します。
よって、チェーン・ベルト・ギア等を使用する場合、このオーバーハングロード(O.H.L.)の検討が必要となります。
カタログ記載の計算式で求めた負荷O.H.L.が、出力軸許容O.H.L.より小さくなるようにしてください。
参考
下図のように、駆動プーリーの両端を軸受で支える構造にすれば、ギアモータ(減速機)の出力軸にはO.H.L.がかからないので検討の必要はなくなります。