分類No. | 原因 | 対策 | 検査要領と処置 | 判断基準 |
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5.1.1 | 電磁開閉器の動作不良 | 交換 | 電磁開閉器部の導通と負荷側の相間電圧を確認する | ニッセイに相間電圧を伝え、許容値内か確認する |
5.1.2 | ブレーキ線の断線、接続不良 | 確実に接続する | 接続部の導通を確認する | 接続部の導通のあること |
5.1.3 | ブレーキ回路の回路設計、配線不良 | 見直し、確実に回路を組む | メーカー推奨の回路になっているかを確認する | カタログや取扱説明書の推奨回路 |
5.1.4 | ブレーキ回路のSSR動作不良 | 見直し | SSRの耐圧値を確認する | SSRの表面に記載されている耐圧値以下であること |
5.1.5 | 整流器の破損 | 交換 | メーカーに問合せ、整流器の各端子の導通、非導通をチェックする | ニッセイにチェック方法を問合せ、良否を確認する |
分類No. | 原因 | 対策 | 検査要領と処置 | 判断基準 |
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5.2.1 | ギャップ不良 | ギャップ調整 | アーマチュアとフィールドのギャップをすきみゲージでチェックする | カタログや取扱説明書の推奨ギャップ量 |
5.2.2 | ブレーキコイル焼損 | 交換 | ブレーキの内部抵抗を測定する | ニッセイに内部抵抗を問合せ、許容値内か確認する |
5.2.3 | 異物の噛み込み | 分解、清掃 | ブレーキに電源を加えたときに軸がスムーズに動くことを確認する | |
5.2.4 | バネの入れ間違い | 交換 | ニッセイに問い合わせる | ニッセイに問い合わせ、制動トルクが許容値内であること |
5.2.5 | 入力電源異常 | 規定の電圧を入力 | ブレーキ入力電圧をチェックする | ニッセイに電圧を伝え、許容値内か確認する |
5.2.6 | 摩擦板に油が付着 | 分解、清掃 | 油分を取り除く | ニッセイに問い合わせ、制動トルクが許容値内であること |
5.2.7 | さび | 分解、清掃 | さびを取り除く | ニッセイに問い合わせ、制動トルクが許容値内であること |
分類No. | 原因 | 対策 | 検査要領と処置 | 判断基準 |
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5.3.1 | カップリングが空回りする | カップリングと軸を固定する | キーまたは取付ネジが確実に取付いているかチェックする | 出力軸とカップリングにて繋がれている軸の相対滑り量がないこと |
分類No. | 原因 | 対策 | 検査要領と処置 | 判断基準 |
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5.4.1 | 負荷の慣性が大きすぎる | 再選定 | 許容慣性負荷値以下であることを確認する | カタログに記載されている許容慣性負荷値以下 |
5.4.2 | 手動開放による開放状態 | 開放状態を解く | 手動開放装置が働いていないか目視にて確認する | 電源が印加されていないときは制動力があること。 ニッセイに問い合わせ、制動トルクが許容値内であること |