クラッチ/ブレーキ付ギアモータとインバータのセット販売は行っておりません。
お客様にて汎用インバータをご用意ください。
<参考>
当社クラッチ/ブレーキ付ギアモータを汎用インバータで運転する場合の
一般的な注意事項は下記の通りです。
●周波数は 5Hz~60Hz の範囲でお使いください。
クラッチ/ブレーキ付ギアモータは、回転が速すぎるとクラッチ/ブレーキが滑ってしまう恐れがあります。
60Hzを超える周波数で運転した場合、正常に動作しない可能性がありますので、
5Hz~60Hz の範囲でお使いください。
●低速運転では「モータの冷却効果の低下」や「インバータのトルク補償機能」などにより、
異常な温度上昇を起こすことがあります。ご注意ください。
●当社クラッチ/ブレーキ付ギアモータは定トルクモータではありませんので
低速運転領域では、出力トルクが低減する可能性があります。
なお、インバータ運転時のモータのトルク特性は、組み合わせるインバータの種類や制御⽅法によって
大きく異なります。必ず装置に取り付けた実機にてご確認ください。
●クラッチ/ブレーキの配線はインバータをバイパス(インバータの一次側から供給)させてください。
電圧変動によってクラッチ/ブレーキの作動不良を起こす可能性があります。
●400V級インバータで運転する場合、サージ電圧がモータ端子間に発⽣し、その電圧によって
モータの絶縁を劣化させることがあります。サージ電圧を抑制するには、⼀般的に電圧の⽴ち上がりを
抑制する⽅法(出⼒リアクトル)と波⾼値を抑制する⽅法(出⼒フィルタ)があります。
なお、上記は⼀般的な⾒解ですので、詳しくはインバータメーカとご相談ください。